痛みのない生なんて

胸に渦巻く感情を、
うまく言葉に出来なくて苦しむ。

これが私に課せられた罪なのだろうか。

胸を締め付ける痛みは、
きっと私を殺す予兆。

死ぬまでに、
この感情を言葉に変換できる“何か”を見つけなければ。

ただ誰かに伝えるべき感情を、
今日もまた一人胸に抱えて心臓が悲鳴を上げる。

キツく絞まる心臓が、
私を急かす。

急いで“何か”を見つけなければ。

でも見つけたら、


それでサヨナラ。


言えない感情が消えたなら、
きっとこの傷が私の心臓を絞め殺してしまうだろう。

それでも世界は回ってゆくから

君のいない世界。

それはどこか冷たくて、切なくて、

それでも、世界はきっとどこも変わっていなくて、

私は、君を探していた。

君のいない世界は、私には耐えられないから。


私のいない世界。

君はどう思うのだろうか。

私が思う君がいない世界と比べて、

きっと、

君にとっては変わらない世界なんだろうね。

心のかけら-b-

短いのでまとめて載せてあります。

出来損ないの神様へ

もし、神様が居るなら。
きっとこれは罰なんだろう。

もし、神様が居ないのなら。
きっとこれは罪なのだろう。

犯した罪を裁くのは。
下った罰を受けるのは。

神様なのかな？

もし、神様が居るのなら。
私を裁いてくれればいい。

もし神様が居ないなら。
誰か私を裁いてください。

罪を犯した私に罰を。
裁きを下したモノにも罪を？

神様は居るんでしょうか？

暗い森

あぁ　暗い森から今日も来るよ
息殺して私は泣く
暗い森は今日も私を囲う
ただ静かに私は泣く
呪われた黒の姫
荊イバラに捕らわれた
私は今日も泣く

あぁ　暗い森は今日も隠す
黒の姫の穢れ泣き涙シズクを
私を隠し続ける
暗い森は今日も忍び寄る
私の全てに
私に近づく全てに

あぁ　暗い森
私を捕らえた森
私の森
私と言う名の森